目的
ERCPにおける困難な乳頭カニュレーションに対し、鉗子補助カニュレーションが成功率を向上させ、困難なカニュレーションの発生率を減少させ、術後膵炎のリスクを低下させるかどうかを評価する。
主要な発見
カニュレーション成功率
鉗子補助カニュレーション群では100%の成功率だったのに対し、非鉗子群では83.9%だった(P < 0.001)。
クロスオーバー
非鉗子群でカニュレーションが成功しなかった患者全員が、鉗子補助カニュレーションに切り替えたところ、成功した。
困難なカニュレーションの発生率
鉗子補助カニュレーション群(57.1%)の方が、非鉗子群(69.1%)よりも低い傾向が見られたが、統計的有意差はなかった(P = 0.132)。
術後膵炎のリスク
両群ともに低く、統計的な有意差はなかった(鉗子群5.7% vs 非鉗子群3.7%)。
結論
鉗子補助カニュレーションは、ERCPにおける困難なカニュレーションの成功率を向上させる。
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