目的
肥満症の治療薬として開発中のマリデバート・カフラグルチド(MariTide)が、肥満症患者および2型糖尿病を併発する肥満症患者に対し、どの程度の有効性と安全性を示すかを評価する。
方法
対象
肥満症患者(肥満コホート)465人、2型糖尿病を併発する肥満症患者(肥満・糖尿病コホート)127人の合計592人を対象とした。
介入c
参加者は、様々な用量と投与間隔(4週ごとまたは8週ごと)のマリデバート・カフラグルチドを皮下注射する群、またはプラセボ群に無作為に割り付けられた。
主要評価項目
ベースラインから52週後までの体重減少率。
主要な発見
肥満コホート
- マリデバート・カフラグルチド投与群では、平均で-12.3%から-16.2%の体重減少が見られた。
- プラセボ群の体重減少率は-2.5%だった。
肥満・糖尿病コホート
- マリデバート・カフラグルチド投与群では、平均で-8.4%から-12.3%の体重減少が見られた。
- プラセボ群の体重減少率は-1.7%だった。
- ヘモグロビンA1c(HbA1c)も-1.2から-1.6%ポイントの改善が見られた(プラセボ群は+0.1%ポイント)。
副作用
- 胃腸系の有害事象が一般的だったが、用量漸増法や低用量での開始により頻度が減少した。
- 予期せぬ安全性上の問題は確認されなかった。
結論
第2相試験において、月1回投与のマリデバート・カフラグルチドは、2型糖尿病の有無にかかわらず、肥満症患者に大幅な体重減少をもたらした。
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