目的
過体重または肥満の成人に対し、単剤でも効果が期待されているカグリリンタイドとセマグルチドを併用したCagriSema(カグリセマ)の体重減少効果を評価する。
方法
対象
糖尿病ではない、BMIが30以上、またはBMIが27以上で肥満関連の合併症を少なくとも1つ有する成人3,417人。
介入
- 参加者は、以下の4つのグループに無作為に割り付けられた。
- カグリセマ併用療法(セマグルチド2.4mg + カグリリンタイド2.4mg)
- セマグルチド単剤療法
- カグリリンタイド単剤療法
- プラセボ
- 全てのグループにライフスタイル介入が提供された。
主要評価項目
ベースラインから68週後までの体重減少率、および5%以上の体重減少達成率。
主要な発見
体重減少効果
- カグリセマ併用療法群の平均体重減少率は、-20.4%だった。
- プラセボ群の平均体重減少率は、-3.0%だった。
- カグリセマ併用療法は、プラセボと比較して、体重減少目標(5%以上、20%以上、25%以上、30%以上)の達成率がすべて有意に高かった。
安全性
- カグリセマ併用療法群では、吐き気、嘔吐、下痢などの胃腸系の有害事象が多く見られた(79.6%)。
- これらの副作用は、ほとんどが一時的で軽度から中等度だった。
結論
- カグリセマ併用療法は、過体重または肥満の成人に対し、プラセボと比較して臨床的に意義のある大幅な体重減少をもたらした。
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