背景
目的
生分解性PFO閉鎖デバイスが、ニチノール製デバイスに対して閉鎖成功率および安全性で非劣性かを検証し、超音波上でのデバイス消失を評価する
方法
デザイン
前向き・多施設・無作為化・非劣性試験
対象
PFO患者 190例(生分解性 n=96、ニチノール n=94)
介入
生分解性PFO閉鎖デバイス vs ニチノール製PFOデバイス
主要指標
結果
閉鎖成功率(6か月)
90.63%(生分解性) vs 91.49%(ニチノール)
絶対差の95%CI下限 −8.98%で、非劣性マージン −10%を上回り非劣性達成
安全性
画像所見
- 生分解性デバイスの高エコー領域は1年以内に縮小し、24か月で心エコー上消失
結論
生分解性PFO閉鎖デバイスは、ニチノール製デバイスに対し有効性・安全性で非劣性を示し、24か月でエコー上消失が確認された
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